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全日遊連・阿部理事長「業界のコロナ対策に肯定的な報道等も見受けられるようになった」 パチンコ店の換気検証動画で全国遊技場青年部連合会に表彰状

全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)は15日、東京都港区の第一ホテル東京において1月定例理事会を開催。理事総数51名中、本人出席は11名と、多くがオンラインによる出席となった。

席上、全国遊技場青年部連合会に対して表彰状を贈呈。業界へのいわれなき先入観を払拭すべく、検証動画を制作し、ホールの換気能力の高さを業界内外に発信した功労を称えた。阿部恭久理事長は「あらぬ誤解は払拭されつつあり、業界のコロナ対策に肯定的な報道等も見受けられるようになった」と全国青年部会の取り組みを評価した。

また理事会では、警察庁生活安全局保安課の小堀龍一郎課長が行政講話を行った。小堀課長は、業界が取り組むべき課題の中で特に留意が必要と考えていることとして、旧規則機の撤去、ぱちんこへののめり込み・依存防止対策、法令遵守の3点について言及。

このうち旧規則機の撤去に関して、「本年は旧規則機の撤去を着実に進める必要がある」と前置きしたうえで、規則改正に至った経緯、趣旨を改めて説明。さらに、この問題の検討にあたった団体幹部の対応を評価するとともに、「業界では、こうした規則改正の趣旨を踏まえ、パチンコ・パチスロ産業21世紀会で決議をした。それに基づき、計画的な撤去を推進していると承知している。私どももよく状況をみていきたいと思う」と述べ、引き続き、パチンコホール、遊技機メーカー、遊技機販売会社等が協力・団結し、旧規則機が計画的に着実に撤去されるよう要請した。

このほか新型コロナ感染拡大について、「現在の感染状況の深刻さ、今回の緊急事態宣言の重み、現在、そして今後の都道府県からの要請・働きかけの内容等を十分に踏まえつつ、今一度危機感を持って、業界のガイドラインに沿い、あるいはそれ以上の工夫をしながら、ウイルスの脅威から、お客や従業員らの健康・命を守っていただきたい」と述べた。

全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)


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