パチンコ依存問題の相談機関であるリカバリーサポート・ネットワーク(RSN)は、3月26日に発行した機関紙「さくら通信」(第167号)を通じて電話相談状況を報告。それによると、2021年2月の電話相談件数は330件(支援室33件含む)で前月より42件多かった。
2月期における年ごとの比較では、2019年2月が503件、2020年2月が347件と減少傾向。なおRSN発表によれば、2006年4月からの累計相談件数は4万534件となった。
相談件数330件のうち初回相談は155件あり、本人からの相談は132件(85%)、家族・友人22件(14%)、援助者1件(1%)。本人性別では、男性109件(83%)、女性23件(17%)。本人からの相談経路の内訳は、ホール内ポスター53件、インターネット48件、不明・拒否19件、ホール配布物7件、家族・友人・知人2件、その他2件、ホール折込チラシ1件だった。
また、昨年より準備を進めてきた「ホールスタッフ向け依存問題の教育eラーニングシステム」がほぼ完成したことを報告。「パチンコという日本独特の産業の形態もあるが、統一的な依存問題の従業員教育プログラムの提供は、世界のギャンブリング産業の対応をみても例がない」としており、RSNでは4月から1年間、無償で提供するという。
ジーマ
ホールスタッフは依存問題についても勉強しないといけないとは大変だね。
勉強苦手らぁ。
イスラ