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日工組の新理事長に京楽産業.の榎本善紀氏が就任

遊技機メーカーで構成される日本遊技機工業組合(日工組)は2日、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門において第61回通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で、筒井公久理事長が勇退し、榎本善紀氏(京楽産業.)の理事長就任が決定した。

事業報告によると、令和2年度におけるパチンコの証紙発行枚数は、前期比約40万枚減の約92万枚(遊技盤約42万枚を含む)。また、パチスロ証紙発行枚数は約16万枚で、前期比で約11万枚減少。日工組では大幅減となったことについて、新型コロナウイルスの感染拡大によってホール営業や遊技機販売に支障があったことが最大の要因とした。

今年度の事業計画では、パチンコ・パチスロ産業21世紀会における「旧規則機の取扱い」に関する決議に基づき令和4年1月末日を期限とした計画的撤去の完遂に向けての取り組みに全力を挙げ、製造業者としてパチンコ、パチスロともに入替に係る対応において、供給体制を整えて需要に対応できるよう、市場の状況を的確に把握し、組合員間での情報共有を推進。また、型式試験申請における適合率が低い状況が続いていることから、問題点を共有して改善を進め適合率の向上を図るとともに、組合員が開発しやすい環境づくりのための検討も進めていくとした。

榎本新理事長は就任挨拶で「業界において大きな試練を迎えている中にあって、日工組理事長に就くことは大変に身の引き締まる思い。まずは新型コロナウイルス感染拡大防止措置に全面的に協力するとともに、規則改正の趣旨を踏まえた安心して楽しめる遊技機の開発・提供をはじめ、社会的責任を果たすべく全組合員一丸となって取り組んでいく」と述べた。

日本遊技機工業組合(日工組)

ジーマ
ジーマ
証紙発行枚数、二桁かぁ。
今年は増えるらぁ。
イスラ
イスラ

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