広島県遊技業協同組合(広島県遊協)は18日、広島県中区のリーガロイヤルホテル広島において、令和3年度通常総会を開催。役員改選では延川章喜理事長を再選した。なお本総会は新型コロナウイルス感染症対策のため、理事役員のみが出席し、その他の組合員は書面による議決権行使書にて出席する形式で行った。
冒頭、挨拶に立った延川理事長は、「我が業界はコロナ禍に加えて、新規則機への入替という大きな問題に直面し、その対応に現在取り組んでいるところ。出玉を抑制された新規則機に、どれだけお客様がつくのか全く不透明で、正にダブルパンチと言っても過言でないが、これをやり遂げなければ我々の未来はない。業界の命運がかかったこの二つの難局を乗り切るため、これまで以上に問題意識を共有し連帯感を醸成しながら組合活動の強化を図る必要がある」と述べ、総親和のもと遵法営業を訴えた。
また、広島県警生活安全総務課の林田辰男課長補佐は行政講話を行い、「旧規則機の撤去」「のめり込み・依存防止対策」「法令の遵守」について考えを述べた。
総会は、全9議案を原案通り承認。事業報告によると組合加盟の店舗は、2021年3月末時点で222店舗(休業1店舗含む)と昨年から新規0店舗、廃業12店舗となった。