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日遊協、SDGsをテーマにセミナー開催

西田純氏

日本遊技関連事業協会(日遊協)の社会貢献・環境対策委員会は7月30日、「SDGsオンラインセミナー~ホールの防災拠点化~」を開催した。

冒頭、社会貢献・環境対策委員会の福地光委員長は、「日本の中でSDGsを掲げて活動を具体的にしているところは、大企業をはじめとした企業・組織に限られている。パチンコ業界でもSDGs宣言をしている企業がいくつかあるが、まだ取り組んでいない多くの企業の方に、SDGsとはどういうものか、どう進めていけばよいかをお伝えできれば」と開催趣旨を述べた。

講演では、環境戦略コンサルタントの西田純氏が「SDGsとは?」をテーマに、SDGsの基本的知識や行政をはじめとする社会の取り組み状況、他業種の取り組み事例、そして取り組む意義について、多角的に解説。企業にとってSDGsは、コストではなく、経営哲学に基づいた企業の活動だとしたうえで、「SDGsの実践は、優秀な人材獲得や、社内活性化による売り上げアップ、SDGsの視点から生まれる市場性の開拓で事業多角化などに繋がっていく」との考えを述べた。

続いて、ジーピーエムの大野英明氏(顧問防災士)が「遊技業界と防災備蓄について」、一般社団法人ぱちんこ広告協議会(PAA)の大島克俊理事長、平野輝寿理事が「防災拠点ネットワークについて」をテーマに講演。また、「第4回全国クリーンデー」(9月1日~10日)について開催意義や概要などが説明され、参加を呼びかけた。

閉会にあたり田中新一郎副委員長が「月末の多忙な時間にもかかわらず100名を超える参加は業界としても取り組まなくてはならない、という気持ちの表れと感じた。また、SDGsはチャリティでもボランティアでもなく、実践することにより社会から選ばれやすくなる企業、そして多くのビジネスチャンスが広がっていくものと思う。今後のパチンコ業界の持続的発展のためにも、SDGsを正しく認知、理解、行動を継続していくことが必要になってくる。日遊協でも今後SDGsプロジェクトチームを作り発信していくことになっていくので、引き続きのご協力をお願いしたい」と挨拶した。

日本遊技関連事業協会(日遊協)


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