一般社団法人ぱちんこ広告協議会(PAA)は7月28日、定例理事会を開催した。
大島克俊理事長は、「東京都の緊急事態宣言と東京オリンピックが、ホールの稼働に影響を与えていると聞く。本来であれば8月はお盆商戦で書き入れ時だが、稼働につながらない厳しい状況が予想される。PAA会員企業も同様に厳しい状況が続いているが、こういう時だからこそできるPAAとしての活動を、他団体と協働していくつか進行させている。業界全体を少しでも盛り上げ、我々の活動も活性化できるよう今できることをやっていきたい」と挨拶した。
篠原弘志相談役は、緊急事態宣言が東京都内を対象に発令された影響や、急速にまん延したパチンコ機のゴト対策に伴う行政からの通達内容の解説、そして着々と進むIR関連の法整備などの状況を共有した。
理事会では各担当理事が活動報告を行ったほか、研修事業、Chat-BOT構築事業などを展開するハンブラザーズ株式会社(本社・神奈川県横浜市)と、CS放送局で、番組の企画・制作・放送・配信・販売などを手掛ける日本アミューズメント放送株式会社(本社・東京都渋谷区)の新規入会が報告された。