東京都遊技業協同組合(都遊協)は12日、 東京都新宿区の遊技会館において定例理事会をオンライン併用して開催した。
冒頭、阿部恭久理事長は、西村康稔経済再生担当大臣が今月10日の会見で「感染力の強いデルタ株の広がりによって、学習塾や学校、パチンコ店などでもクラスターが起きている」と発言した件について言及。全日遊連に問い合わせ、企業内で会食により、複数人が感染した事実はあるが、店内クラスターではないとしたうえで、「今後さらに感染が広がっていくと、私たちの業界、叩きやすい業界ということでもあり、私たちは守るべきところはきちっと守り、感染症対策もきちっと実施しているというところを示すことが大事」と述べ、感染防止対策への協力を呼びかけた。
理事会では、決議事項として「副理事長ならびに専務理事の選任について」「組合員に対する資格停止の件」「中小企業団体中央会における会長表彰候補者の推薦について」を上程し、原案通り承認。「組合員に対する資格停止の件」では、21世紀会決議の未履行組合員に対して180日間の組合員資格停止を決議した。