福岡を中心に九州や関東などでパチンコ店を店舗展開するユーコーラッキーグループ(本社・福岡県久留米市)は、8月中旬に記録的な大雨による警戒が続いた中、『ユーコーラッキー鳥栖郊外店』(佐賀県鳥栖市)、『ユーコーラッキー北磯店』(福岡県大牟田市)、『若宮ゴールデンラッキー』(佐賀県佐賀市)、『武雄ゴールデンラッキー』(佐賀県武雄市)の立体駐車場を車両の一時避難場所として開放した。
駐車場の開放は、佐賀県遊協と佐賀県が今年4月13日に締結した「災害発生時における協定」に基づく取り組みに位置づけられるもので、佐賀県は8月13日、県内14店舗(佐賀市、唐津市、武雄市)のパチンコ店駐車場(約2600台分)を車両避難場所として開放すると県のホームページに告知を掲出した。
佐賀新聞の取材に対しグループ店舗は「佐賀市では13日夕から避難が増え、最大約230台(4店舗計315台)が利用した。避難場所として(パチンコ店駐車場)の認知が広がっているようだ」と説明。佐賀新聞は「今回はパチンコ店が立体駐車場を開放しており、車両を事前に避難させるなど佐賀豪雨の教訓を生かした対応が見られた」とパチンコ店の対応を高く評価した。