広島県を中心にパチンコホールやゲームセンターなどを展開するプローバグループ(本社・広島市安佐南区)は、8月2日から9月5日の期間、4回にわたり学生向けのインターンシップを開催。33名の学生が参加した。
参加者は、ベジモ事業が運営する就労継続支援B型の福祉施設「ベジモファームB ひろしま」での農業体験、ゲーム事業による店舗レイアウト考案体験、ベーカリー事業によるオリジナルパン企画体験などを行った。学生からは「農福連携とは、消費者だけでなく福祉の分野で利用者や、その家族の幸せにも貢献していることが理解できた」「お客様の立場で考えることの大切さを学んだ」といった声が聞かれた。
同社のインターンシップは、様々な事業の職場体験を通じて、参加者が「自分のやりたいこと」を発見し、「こんな仕事に就きたい」というイメージを持つきっかけとしてもらうことを目的に2019年より開催しており、今回で3回目。プローバグループでは今後も、働くことの楽しさや難しさの体験を通して、これから社会人となる学生の手助けができるよう取り組んでいくとしている。