島根県遊技業協同組合(島根県遊協)の出雲地区遊技業防犯協力会は1日、島根県出雲市の佐田行政センターで開催された「悪質商法・特殊詐欺撃退モデル地区指定式」(主催・出雲市)において、佐田地区自治協会に対し、特殊詐欺被害防止グッズ400個を贈呈した。
これは社会貢献の一環で、行政が行う犯罪・事故防止活動に援助協力する活動。同組合では島根県内における特殊詐欺被害の約30%が出雲市内で発生していることから、佐田町内から特殊詐欺被害が発生しないことを祈って寄贈したという。
寄贈した特殊詐欺被害防止グッズは、各家庭の電話機に取り付け電話着信があると相手へ「録音される」というアナウンスを自動的に流す自動通話録音装置。犯人は自分の声が残るのを嫌うため、録音されるのが分かると電話を切るという特性を利用したもの。