静岡・山梨・ 長野・愛知でパチンコホールをチェーン展開するABC(本社・静岡市駿河区) は、健康経営の一環として喫煙する従業員が禁煙に向け医療機関で健康保険を適用して治療を受けた場合、その費用を会社が補助する「禁煙治療の費用補助制度」を創設した。
従業員の健康が会社の財産であると捉えている同社は、同制度の創設について「会社からのメッセージとして禁煙を推奨し、従業員の健康維持・増進につなげるべく実施するもの」としている。
対象となるのは、禁煙に向け医療機関にて健康保険を適用して治療を受けた人で、2万円を上限に医療機関等で治療にかかった費用を全額補助する。期間は、2021年10月11日から2022年12月末までとし、この間に既に治療中の人および治療を開始した人が対象となる。
健康経営とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されるとしている。