一般社団法人ぱちんこ広告協議会(PAA)は10月27日、定例理事会を開催した。
冒頭、大島克俊理事長は「第6期最初の理事会、改めて今期もしっかり活動していくと思いを新たにした」と挨拶。また、今年8月に勉強会を共催したMIRAIぱちんこ産業連盟との今後の展開について「広告規制の見直しについて引き続き議論を重ねているところ」とした。
続いて、篠原弘志相談役が新規則機への入替の現状について「パチンコとパチスロの間に20%前後の差が出ているとのことであり、特にパチスロの新旧交代の進み具合が非常に気になる」と指摘。さらに、リサイクル選定業者が減少傾向にあり、処理能力の点から野積みが発生するリスクも懸念されていることなどについて情報共有した。
このほか理事会では、三重県遊協が10月に加盟企業に対して広告宣伝規制の再徹底に関する文書を発信したことを受け、文書の内容を共有するとともに、広告事業者が行う適正な広告宣伝活動の推進について再確認した。