日本遊技関連事業協会(日遊協)の東北支部は10日、仙台市のパレスへいあんにおいて支部総会並びに勉強会・実務セミナーを開催した。
谷口久徳支部長は冒頭の挨拶で東日本大震災から10年が経過したことにふれ、「先日、所用で一関や気仙沼に行き、港の復興は大きく進み、信念があれば素晴らしい街作りが出来ることを痛感した。日遊協も会長の強いリーダーシップのもと、様々な活動が着実に進められている」とし、支部総会の議案審議に協力を要請した。
総会では、谷口支部長が議長に選任され、第1号議案「令和2年度活動報告」、第2号議案「令和3年度活動計画」について審議。新型コロナ感染拡大防止の観点から様々な活動、ボランティアなどが中止または延期となったが、緊急事態宣言が解除となり、第6波の動向を注視しつつも活動再開に向けて取り組んでいくべく計画案を発表し可決、総会を終了した。
勉強会では、日遊協の堀内文隆専務理事が業界の動向及び日遊協活動について説明。また、実務セミナーでは宮城県警察本部生活安全企画課の小野寺俊哉課長補佐が「健全営業の推進について」と題し、ぱちんこ営業における依存防止対策、中古遊技機の適正な流通、計画的撤去に伴う廃棄遊技機の適正な処理などについて講話した。