オーイズミは11日、2022年3月期の第2四半期決算を発表。売上高57億7700万円(前年同期比プラス28.9%)、営業利益6億1000万円(同プラス99.9%)、経常利益6億6600万円(同プラス67.3%)、純利益4億2100万円(同プラス52.6%)となった。
機器事業では、周辺機器部門においてはパチンコホールの設備投資スタンスは依然として抑制的で、販売状況は厳しいものとなった。一方で、遊技機部門においては「パチスロひぐらしのなく頃に祭2」の再々販、「パチスロ東京レイヴンズ」の市場投入および「パチスロかまいたちの夜」の受注活動を開始し、販売台数の確保に努めた結果、売上高は32億6800万円(前年同期比プラス82.8%)、セグメント利益2億5000万円(前年同期は3500万円の損失)で増収増益となった。
食品事業では、売上高12億3800万円(同マイナス2.9%)、セグメント利益1億1400万円(同マイナス10.1%)で減収減益。自社ブランドの「蒟蒻工房」の認知度向上を図るべく、様々なメディアへのアプローチによる販路拡大、コロナ禍で人々の健康意識が高まる中、付加価値商品の開発に注力した。
また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により合理的な算出は困難だとして未定としていた通期の連結業績予想を公表。売上高109億2000万円(前年同期比マイナス14.7%)、営業利益6億6000万円(同マイナス57.0%)、経常利益7億5000万円(同マイナス57.1%)、純利益4億8000万円(同マイナス59.4%)を見込む。