期待ハズレだった機械
A:期待ハズレと言うとほぼすべてそうなんですが、1機種挙げるとするとパチスロの「パチスロANEMONE 交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION」ですかね。スピンオフ寄りなのでこれまでの「エウレカ」シリーズに縛られないゲーム性に期待が出来るのと、「頭文字D」以外は結局さっぱりだったA+ATからの脱却、サミーの6.2号機初手ということでそれなりのクオリティには仕上げてくるのかなと思ってましたが蓋を開ければ…。演出は賛否両論あるとは思いますがエフェクトで誤魔化してコストダウンみたいな見せ方が自分は好みではないです。
ゲーム性についても6号機のデキレ感という問題のせいか、勘違いした「ガチ抽選」信仰があるのかなと。嘘偽りなく期待度80%の演出があったとしてもハズレを連続で引いたりする確率はそれなりにあってハズした印象が強くなる。当るときも同じで自力で20%を突破したとしてもそれが続くと胡散臭く感じますよね。ある程度確率が収束するほど打ち込むことなんて滅多にないわけで、数字の正しさよりも打ってて気持ちいいかどうかだなと。今のパチンコがまさにそうですし。
B:残念だったのは「SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語」ですね。当ればRUSHというゲーム性は好きだったのですが、基本100枚ちょっとで終わってばかりでまた打とうとはなりませんでした。まあ差枚数管理になってた時点で嫌な予感はしてましたが。初代踏襲を大々的に謳っていた割に(差枚数管理など)初代に程遠くて、いろいろ残念でした。
C:私の期待ハズレだった機種は「パチスロ コードギアス 反逆のルルーシュ3」です。薄いところでゼロボ(バー揃い)を引いても恩恵が弱く、「このタイミングで引いたのにこれ?」といったようなユーザー目線で期待感を裏切る展開が多い印象。また、ATは突入率が低めに設計されている割に自力要素が強過ぎて、大連チャンをイメージしにくい(投資とリターンが合っていないと感じてしまう)点もリピート遊技意欲が削がれる要因でしょうね。
来年の展望
A:来年最大の話題はスマートパチンコ・スマートパチスロになるんでしょうね。内規緩和が確実なスマスロはいいとしてスマパチはどういったメリットを推すのか。そしてスマートになったはいいがキャッシュレス決済はまた別の話でこちらもどう進めていくのか。
B:スマスロの前に1月から保通協持ち込みが始まるパチスロ6.3号機がどうなるか。打つ打たない、やめるやめないの判断材料の一つとなっていた有利区間ランプがなくなってどうなるかですね。その点を上手く活用した機種が出てきて、稼働アップに繋がってくれれば良いですね。
C:パチンコは1種2種混合タイプは飽和状態になりつつあるため、時速とは別のアプローチを仕掛けてくる機種が増えてくると考えています。1月導入の「Pとある科学の超電磁砲」をはじめとした変則的なスペックでのヒット機種が出て欲しいですね。一方、パチスロについては、スマスロが出るまでは厳しいでしょうね。出たとしても出玉規制が緩和されているわけではないため、機械性能的に著しく向上するとは考えられないですし、、、。来年も我慢の年になる可能性が高いと思っています。
D:また半導体不足についてもこれまでは在庫でなんとかなっていたかもしれませんが新規調達はまだまだ厳しいままです。生活必需品や自動車・家電などの大手優先になっていった場合に娯楽という位置づけのパチンコが大量調達出来るのかどうか。半導体のリユースが進んだとしても製品寿命がどうなるか未知数な点も多い。まあ半導体が不足しているのに機歴でクソ台を大量に作るんじゃねえとメーカーへの批判が高まってくれるとホールにとっては嬉しいかもですね。
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©2005 雨宮慶太/Project GARO ©2006 雨宮慶太/東北新社・バンダイビジュアル ©2011 「呀」雨宮慶太/東北新社 ©2013 「桃幻の笛」雨宮慶太/東北新社
©2013「絶狼」雨宮慶太/東北新社 ©2015「媚空」雨宮慶太/東北新社 ©2010 - 2016 雨宮慶太/東北新社 ©2016 「絶狼」雨宮慶太/東北新社
©2017 「神ノ牙」雨宮慶太/東北新社 ©2018 「JINGA」雨宮慶太/東北新社 © 2018「月虹ノ旅人」雨宮慶太/東北新社