藤商事は28日、2022年3月期の第3四半期決算を発表。売上高166億5600万円(前年同期比プラス16.4%)、営業損失25億2400万円(前年同期は営業損失25億6600万円)、経常損失24億3500万円(前年同期は経常損失24億7200万円)、純損失30億3500万円(前年同期は純損失24億7700万円)となった。
同期間中の販売台数はパチンコが4万6000台、パチスロが3100台の計4万9100台で、前年同期より1万2500台増加している。主な販売機種は「P地獄少女 華」が1万7700台、「Pとある科学の超電磁砲」が2200台(第3四半期販売分のみ)、「Sリング 運命の秒刻」が3100台となった。
第4四半期は「Pとある科学の超電磁砲」の継続販売に加えて、オリジナルタイトル(パチンコ)の発売を予定。またパチスロでは、稼働力向上に向けたスペック・ゲーム性のさらなる追求とともに、 来期以降の販売タイトルに向け型式試験の適合機種の確保に努める。
なお、2022年3月期の連結業績予想についてはこれまでの数値を据え置きつつも、「昨年度から続く世界的な電子部品不足の影響を受け、販売ラインナップや第4四半期の進捗ならびに業績に対する影響も含め現在精査中」としている。