2021年のパチンコ業界は「旧規則機の撤去問題に追われた1年」だった。そう総括できることだろう。
本来であれば「旧規則機の撤去期限」は原則2021年1月末であったが、(コロナ騒動により新台供給が難しくなったことなども踏まえて)丸1年の経過措置が図られたことは周知の通りである。パチスロ6号機の不人気ぶりを思えば、これがホールにとって多少の延命措置となったことは事実だろう。
とはいえ、期限ギリギリ(2022年1月末)に100万台以上の遊技機を一斉撤去するわけにもいかない。そこで、業界をあげて段階的な撤去を推し進めてきたが「人気の旧規則機は出来るだけ長く使いたい」というのがホール側における本音だ。結局、なかなか足並みは揃わずに、旧規則機の設置比率目標値は半ば形骸化していたのだった。
そんな状況を憂慮し、昨年9月に行われた業界団体の理事会では次のようにコメントもされていたものである。
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8月末現在でパチンコは(撤去計画の目標値に)届いているが、スロットは非常に厳しい状況。
その中でどうしていくのかを今から真剣に行動していかないと、1月末には「ベニヤ」だらけになってしまう。
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そして2022年2月1日をむかえ、この指摘は残念ながら現実のものとなってしまった。入店すると店内にはベニヤだらけ、そんなパチンコホールが全国で多数見られている。
むろんホームページを閲覧しても「ベニヤで封鎖した遊技台の数」など記載されているわけもなく。あくまで推計しか出来ないことを前提に弊社で集計を試みたところ、「全体の10%以上となる遊技台を間引きしたホール」だけでその数は300軒ほどに上っていた。
陳列棚に商品が並んでいない商店のようで、もちろん見栄えは良くない。それでも(稼働に期待できない)中古台をわざわざ購入するくらいならばベニヤ対応でも致し方なし、そういう判断なのだろう。
なお、1月中に実質的な閉店となったホール数は130軒程度だった。昨年1年間で約600軒と考えると多いようにも見えるが、今のところ思っていたほどではないというのが率直な感想か。ただし閉鎖予備軍とも称せるパチンコホールは相当数に上ることもまた現実だ。
パチンコホールの閉店ラッシュは、まだまだこれからな気がする。
パチンコ店が無くても何もデメリットはない。店員の生活が〜とか言う人もいるが、無きゃ無いで他の仕事に就けば良い。仕事なんて選ばなければ色々あるものだ。パチンコ店の従業員は高給とかいう妄想は捨てるべきだし、何よりも経営者の殆どが日本人では無い。日本人の負けた金が北朝鮮に送金されたり或いは日本人を嫌いな韓国人経営者の懐に入ると思うと腹立たしい。
パチンコライトユーザーですが、台に不要なおもちゃが付き過ぎです。近年、液晶がとてもキレイなので映像で魅せてくれれば良いのに。後はボタンぐらいで大丈夫です。
おもちゃのせいで単価が上がり、購入できないホールが出てくる。新台を買えないホールは客が入らず潰れていく。
ホールが減れば当然、メーカーも潰れていくでしょう。潰したくないなら台の単価を下げて客が遊戯しやすくならないとみんな無くなりますよ。