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1月末の入替状況は導入29万台・撤去37.5万台で「空白」多数、パチンコホールのベニヤ対応は最大8.5万台

※画像はイメージです。

弊社DB「新P‐Search」によると、新規則機時代に移行した2022年2月10日時点における旧規則機の残存数は約11万台。地域的な認定期限のズレや検定期間が残存していると考えられるものが約10万台あり、その他は集計後の閉店や設置機種を更新していない営業状況不明店舗からの集計も混じっているため、想定を若干上回る台数となっている。

1月27日時点のデータとの比較では新規則機が約29万台増加した一方で、旧規則機の撤去は約37万5000台と算定台数に約8万台の「空白」が出ている。算定台数の減少は、パチンコホールの公表する総設置台数に対して機種名や設置台数が不明な機械が増加しているということであり、いわば「ベニヤ」が大幅に増加したと取れる結果である。店舗の総設置台数表記も減少させた店舗も把握できている範囲で1~2月にかけて約300軒出ており、閉店分を考慮してもやはり全国で数万台程度のベニヤ対応が出ていると思われる。

また、都道府県別の新規則機比率をみていくと、認定日にずれが出ている地域がある場合は概ね8割台、1月末で認定機を撤去した場合も検定期間が残る一部機種の影響から100%となった都道府県はなかった(掲載表における設置台数は集計後の閉店等を把握できる限り除外している)。なお、店舗別における新規則機比率100%は1365軒と全体の2割以下に留まっている。

都道府県別の新規則機比率
設置台数 新規則機 旧規則機 新規則機比率
山梨県 19,527 19,481 46 99.8%
鹿児島県 65,200 64,948 252 99.6%
熊本県 66,277 65,942 335 99.5%
福井県 23,627 23,493 134 99.4%
宮崎県 46,017 45,752 265 99.4%
富山県 33,450 33,253 197 99.4%
和歌山県 29,053 28,857 196 99.3%
香川県 30,703 30,440 263 99.1%
京都府 54,543 54,065 478 99.1%
愛媛県 44,888 44,483 405 99.1%
福岡県 154,158 152,732 1,426 99.1%
鳥取県 19,121 18,944 177 99.1%
秋田県 34,098 33,765 333 99.0%
東京都 244,940 242,460 2,480 99.0%
青森県 45,739 45,270 469 99.0%
福島県 62,579 61,925 654 99.0%
埼玉県 160,560 158,875 1,685 99.0%
神奈川県 170,580 168,784 1,796 98.9%
岡山県 52,709 52,150 559 98.9%
佐賀県 28,845 28,536 309 98.9%
北海道 164,161 162,398 1,763 98.9%
大分県 42,838 42,359 479 98.9%
長野県 57,420 56,773 647 98.9%
千葉県 132,588 131,077 1,511 98.9%
長崎県 47,805 47,230 575 98.8%
兵庫県 118,972 117,495 1,477 98.8%
宮城県 76,305 75,322 983 98.7%
島根県 19,301 19,035 266 98.6%
群馬県 52,358 51,602 756 98.6%
岩手県 40,811 40,220 591 98.6%
広島県 73,937 72,833 1,104 98.5%
奈良県 23,710 23,354 356 98.5%
山形県 28,599 28,141 458 98.4%
石川県 34,040 33,450 590 98.3%
滋賀県 38,865 38,166 699 98.2%
茨城県 86,167 83,427 2,740 96.8%
愛知県 236,108 227,737 8,371 96.5%
岐阜県 56,771 54,288 2,483 95.6%
三重県 50,984 48,594 2,390 95.3%
新潟県 58,384 55,609 2,775 95.2%
高知県 26,825 24,617 2,208 91.8%
山口県 40,172 36,839 3,333 91.7%
徳島県 25,846 23,629 2,217 91.4%
栃木県 63,365 56,613 6,752 89.3%
静岡県 111,756 97,386 14,370 87.1%
沖縄県 26,706 23,122 3,584 86.6%
大阪府 243,544 207,662 35,882 85.3%
総計 3,364,952 3,253,133 111,819 96.7%

※2022年2月10日時点のデータ。DB上における総設置台数(集計台数)のうち正確に算出出来た台数(算定台数)のみを対象としており、全体のカバー率は90.8%。数値はいずれも算定台数ベースのため、実際に設置されている台数とは異なる場合がある。

残存する旧規則機の機種別では「プレミアムハナハナ‐30」が約1万5000台で最も多く、愛知県約3600台、沖縄県約2000台、岐阜県約1300台など沖スロの強い地域で設置が残っているため、地域別の比率も同機による影響が強い。次点は「ツインドラゴンハナハナ‐30」の約9000台で地域もほぼ同様だ。設置台数3位以降は「ぱちんこCR真・北斗無双」(約7300台)や「押忍!番長3」(約6800台)など認定日のズレで残った旧規則機の人気機種が中心だ。設置台数は圧倒的に大阪が多く、2位は静岡、3位栃木となっている。


コメント:5件 コメントを書く

  1. 本来は、全く必要の無い業界。朝鮮に唯一認可した日本が悪い。以上

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  2. 今までの、ドル箱業界にあぐらをかいてたツケが出ただけ。

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