群馬県伊勢崎市のパチンコホール『わんパーク』を運営してきた株式会社SKSが、前橋地裁から破産手続き開始決定を受けたことを一部メディアが報じている。
同社が運営してきた『わんパーク』は国道462号線から少し離れた場所に店舗を構えていたパチンコホールで、総設置台数は228台であった。近隣には『マルハン伊勢崎店』といった巨艦強豪ホールも存在しており、小規模事業者には厳しい競争環境だったことだろう。
コロナ騒動によって臨時休業を余儀なくされた上に、旧規則機の撤去問題も控えていた中で、同店は昨年1月末を以って既に閉店していた。そこから1年経って、破産手続き開始決定と相成った次第のようだ。
このように「パチンコホールの閉店ラッシュ」と「経営企業の倒産ラッシュ」には少し時間差があるもの。依然として1800社ほどのパチンコ経営企業グループが残っているが、その数は今年1年間で何処まで減ることになるのだろうか。