回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)は、1月19日から2月10日にかけて全国7支部で開催した新年研修会について報告した。なお、今回の研修会は感染拡大防止の観点から各支部事務所と組合員・特別会員・賛助会員をZoomで繋いだオンラインでの開催となった。
近畿、東北、中部・北陸、中国・四国、北海道の5支部では大饗裕記理事長が講演し、最近のパチスロを取り巻く環境や、パチスロの出玉規制に関する解釈見直し・スマートパチスロといった業界の動向などについて情報共有を行った。また、関東・甲信越支部新年研修会では東京都遊技業協同組合(都遊協)の阿部恭久理事長が「遊技業界の現状と今後の課題について」を演題に講演。阿部理事長は「これからの業界は依存問題への対応とともに、どうしたらファンに喜んでもらえる環境づくりが出来るかを考えることが大切。その中で、よりよい業界をつくっていくためには、ホールとメーカーを繋ぐパイプ役として販売会社の役割が重要となって来る」と述べ、より一層の協力を呼び掛けた。
また、九州・沖縄支部新年研修会では福岡県警察本部生活安全部生活保安課の川崎啓太課長補佐が行政講話を行い、「遊技機流通制度の厳格な運用」「パチンコ・パチスロへののめり込み・依存防止対策」「経過措置の満了に伴う遊技機の適正な処理」の3項目について要請した。