年間の有給休暇取得数は１人あたり約１２日間で取得率は６６％に、静岡を代表するパチンコ企業「ＡＢＣ」が２０２１年度の実績を発表

ＡＢＣグループは静岡県を中心にパチンコホールを展開する有力チェーンである。経営店舗は全て「ＡＢＣ」の屋号を冠し計３５店舗を営業中だ。その内訳は静岡県（２７店舗）、山梨県（６店舗）、愛知県（１店舗）、そして長野県（１店舗）となっている。

静岡県に本拠を置くパチンコ企業としては、「新日邦」グループ（コンコルド）を１０店舗ほど上回って堂々の１位。顧客から高い支持を集める強豪ホールも数多く抱えていて、文字通り静岡を代表する企業グループといえるだろう。

そんな同社がこの度、２０２１年度の「平均残業時間」と「有給休暇取得率」に関してホームページ上で報告している。

２０２１年度の「平均残業時間」については正社員平均１．７時間（管理職を除く４８３名) 。非正規社員を含む全従業員の平均残業時間は１．０時間（管理職を除く８１９名) と発表。

また、２０２１年度の「有給休暇取得日数」は正社員が１１．４日間、パート社員が１３．０日間で全従業員の平均は１１．９日間となっている。ちなみに付与日数に対する全体の「有給休暇取得率」は６６．１％だった。

同グループでは、健康経営の実践とワークライフバランスの実現を強め、従業員が安定して働ける環境作りに今後も取り組んでいくとしている。