神奈川県遊技場協同組合(神遊協)は27日、県庁において青少年健全育成を目的とした啓発物品の寄贈式を行った。
寄贈式において黒岩祐治知事は「毎年、ご寄付いただき大変感謝しています」と謝意を述べ、神遊協に対し感謝状を贈呈した。7月は「青少年の非行・被害防止全国強調月間」で、期間中は青少年を取り巻く社会環境の健全化を一層推進するため、県内各地域で様々な取組みが実施される。神遊協は今回、その際に利用する啓発物品として、青少年喫煙飲酒防止条例の内容を盛り込んだクリアファイル9660枚(119万9170円相当)を寄贈した。
神遊協のこの取組みは、平成23年度から行われ、今年で11回目。クリアファイルは民法改正による成年年齢引き下げの後も、喫煙や飲酒ができる年齢は引き続き20歳であることを周知し、20歳未満の青少年に注意を促す内容となっている。なお、県内のJリーグチーム(横浜F・マリノス、湘南ベルマーレ、川崎フロンターレ、SC相模原)の協力を得て、各チームごと4種類を作成し、各クラブのホームゲーム会場などで配布を予定している。