新規則機時代へと突入した2022年。パチンコ業界における長い歴史の中でも節目の1年となることは間違いない。4月末時点で早くも閉鎖ホール数が300軒を超えていたものだ。
そして、年末年始商戦以来となる繁忙期(GW)を終えたことにより、閉店するパチンコホールが更に増加。5月期の1カ月間だけで100軒近い店舗閉鎖が確認されている。1店舗あたりの平均台数は300台弱で、遊技機台数でいえば2万8千台ほどが市場から姿を消していた。
こうした閉店ラッシュは多少落ち着きを見せてきたようにも思えたが、月末にかけて閉店・休業告知が急増。結局6月期における閉鎖店舗数は66軒に上っている。いわゆる閑散期とも称される時期故に、特に小規模ホールにとっては来店客数の減少も響いたことだろう。
結果的に、本年上半期(1月から6月)における閉店ホール数の合計は480軒ほどまで膨れ上がり、間もなく500店舗を超えるところまできている。2020年および2021年の年間閉店数がそれぞれ600軒ほどであったことを思えば、如何にハイペースで進んでいるかがよく分かる数値だ。
6月期に閉鎖した66軒の内訳をみると、1店舗あたりの平均設置台数は297台。やはり小規模ホールが大半となっていて、パチスロ専門店も10軒含まれていた。ちなみに現時点で全国に残存しているパチスロ専門店は446軒であり、その内192軒が200台以下の小規模ホールとなっている点も付記しておきたい。
いずれにしても本年の半年間で閉鎖したパチンコホール数は500軒近くに上ったことで、(4号機撤去に揺れた)2007年以来となる1000店舗の減少、そんな数値も徐々に現実味を帯びてきている。
日本から消えてよし!
ざまぁ〜!(´∀`(⊃ ✱ ⊂)パカッ