MIRAIぱちんこ産業連盟(MIRAI)は13日、東京都台東区の上野オーラムにおいて理事会を開催した。
理事会後の記者会見で東野昌一代表理事は、今年10月24日~28日の5日間にわたって開催することを決定したオープンオンラインセミナー「MIRAIの学校2022秋のオープンキャンパス」について、「会員以外の参加も多く、また2021秋、2022春の参加状況から好評と判断し、継続していくことを決めた。現在、講師陣について選考中であり、これまでにない人選やテーマを盛り込んでいきたい」と説明。一部の遊技機の販売方法に対し批判が出ている件では「世界的な半導体不足を背景とした部材などの高騰化は理解しているが、それを遊技されるお客様にその負担が行くことになり、個人的に高騰化は遊技産業にとってよい方向ではないと思っている。他にも古い機械を下取り(買取り)し、その台数分だけ販売するという手法などもあり、そうしたデータをまとめた上でメーカー団体に対して紳士的に話し合いを計画している段階」と述べた。
また、今回の参議院選挙について、投開票後の7月11日に全日本遊技産業政治連盟として振り返りを行ったことを報告し、「残念な結果になった。(前回参議院選挙からの)3年間、機械の問題やコロナ禍など大変な状況だった。そこから政治にも目を向け、その大切さを訴えてきたが、業界の就労人口よりも少ない得票数だったことは執行部の一人としてショックだった」と悔しさを滲ませ、今後も政治の重要性を訴えていく姿勢を示した。