全関東遊技業組合連合会(全関東遊連)は14日、神奈川県横浜市のローズホテル横浜において第34回定時総会を開催した。
佐藤孔一会長は、余暇の多様化やコロナ禍の影響により、ファン人口は減少の一途をたどり、廃業・休業する店舗が増加していることを踏まえ、「全日遊連のもと、全関東遊連の都県遊協が一致団結して身近な大衆娯楽という原点に立ち返り、健全な余暇の場の提供を最優先に努力していく」と述べ、地区遊協の全国最大組織の意識を持って融和団結を率先していくことを呼びかけた。
議事に際しては、趙顕洙副会長(埼玉)、阿部恭久副会長(東京)を議長団に選任し、議案を審議した。事業報告において、全日遊連ならびに全関東遊連によるファン感謝デーのほか、傘下複数の県遊協は、地域の特色を活かしたファン感謝デーを催すなど、ファン開拓含めた活発な取組みがあった。
また、本年度の事業計画では新型コロナウイルス感染症への継続した適切な対応・依存対策の継続を掲げ、これまでの業界のあり方を抜本的に見直し、遊技業の原点に立ち返り、今年こそ業界全体の未来を見つめた改革を実行すべき年と見据えた。