経済産業省大臣官房調査統計グループは19日、「特定サービス産業動態統計調査」の5月分確報値を公表した。
それによると「パチンコホール」の売上高は2206億9400万円となり、前年同月比プラス2.0%。昨年同時期は旧規則機が市場に残っていたが、パチンコの好調や、新型コロナの感染状況が落ち着いていたことが影響し、2カ月連続で前年同月比プラスとなっている。
店舗数は前年同月比でマイナス2.0%、遊技機設置台数も同マイナス1.7%とそれぞれ減少。従業者数は正社員が同マイナス7・2%、その他従業者が同マイナス3.4%となった。
そのほかの「趣味・娯楽関連」業種の売上高については、「ゴルフ練習場」が前年同月比マイナス2.5だった以外は全て同比プラスとなっている。「ゴルフ練習場」はこれで2カ月連続で前年同月比マイナス。一方、「ボウリング場」は同プラス108.4%と大幅に増加。7カ月連続でのプラスに。また、利用者数も前年同月比プラス105.4%となった。