フィールズは5日、2023年3月期第1四半期の連結決算を発表した。
それによると、売上高82億4300万円(前期比マイナス64.1%)、営業利益1億8600万円(同マイナス50.7%)、経常利益2億9100万円(同マイナス47.9%)、純損失2億900万円(前期は3億3800万円の純利益)。コンテンツ&デジタル事業の好調などにより期初の会社計画に対して順調に進捗した。
パチンコ・パチスロ事業では、ホール・ファンからの期待の高い「パチスロ犬夜叉」が予定台数1万5000台(第1四半期計上は約6000台)を計画通りに完売するなど、期中の販売台数は1万1378台(パチンコ2746台、パチスロ8632台)と、概ね計画通りの進捗。その結果、売上高48億5800万円(前年同期比マイナス76.6%)、営業損失8億6000万円(前年同期は1億400万円の営業利益)となった。
第2四半期に納品予定のパチンコ3機種、パチスロ1機種は完売しており、すでに提携メーカーと連携し第3四半期での追加受注への対応に着手。下半期に販売を計画しているパチンコ4機種、パチスロ5機種については、「いずれも検定通過、部材調達、製造準備など順調に推移しており、パチンコホールにおける集客状況の大幅な上向きトレンドと併せて、予定台数の計画を上回る販売を見込んでいる」としている。
なお、2023年3月期の連結業績予想に変更はなく、売上高980億円、営業利益40億円、経常利益40億円、当期純利益30億円を見込む。