日本遊技関連事業協会(日遊協)の近畿支部は7日、大阪市中央区のKKRホテル大阪において令和4年度支部総会並びにセミナーを開催。任期満了による役員改選では、増田光均支部長を再選した。
行政講話では、大阪府警察本部生活安全部の辰谷裕司保安課長が「依存・のめり込み対策」「不正排除と遵法営業の推進」を要請した。続いて登壇した増田支部長は、「引き続き厳しい状況が続いているが、パチスロについては改善が見られ、お客様の支持を得られるような機械が出始めている。11月にスマスロ、来年にはスマパチが予定されており、業界活性化の一助になることを期待している」と述べた。
セミナー第1部は「ギャンブル等依存問題の現状について」をテーマに、ワンデーポートの中村努施設長、諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授が講演。続く第2部では日遊協近畿支部セキュリティ対策部会が活動報告として、最近見られるゴト・不正改造事犯について営業時や点検時などにおける注意点の解説を行った。