日本遊技関連事業協会(日遊協)の九州支部は13日、福岡市博多区のグランドハイアット福岡において支部総会を開催した。
冒頭の挨拶で新冨雅哉支部長は、「日遊協の伝統である横断的組織の役割が今こそ必要だと思っている。真の横断的組織、そして発展し続けるために、支部長として汗をかき、精進したい」と述べた。また、コロナ禍で2年間延期となっていた30周年記念として拓殖大学客員教授でマーケティングコンサルタントの西川りゅうじん氏による特別記念講演を企画したと説明した。続いて西村拓郎会長が登壇。その中でキャッシュレス化について言及し、「業界が始まって以来の大仕事になると感じている。法整備、業界内外での勉強会、ロビー活動など、今こそ業界が垣根を越えて一丸となって進む時」と呼びかけた。
また、来賓の木村義雄氏は7月参議院選挙での応援に対して深甚なる謝意を述べたうえで、「国民のパチンコを見る目も今回の選挙を通して変わっていることを感じている。私にとっては、大きな任務と目標を与えられたと思っている」と、今後も政治家として活動していく意欲を見せた。
議事では、支部長の選任に関する件を上程し、新冨支部長の再選を決議。副支部長には、岩下卓世氏、林田伸一氏、山田篤氏、金海基浩氏、平本一基氏を選任した。
特別講演ではモリゾー&キッコロ、せんとくん、ヒルズ・ジュリアナ東京、焼酎ブーム、人気の街の仕掛け人である西川りゅうじん氏が「九州パチンコ元気化戦略~コロナやインフレに負けてたまるか!~」と題した講演を行った。