SANKYOは17日、2023年3月期の業績予想の修正を発表。売上高1350億円(前回発表予想数値比プラス250億円)、営業利益450億円(同プラス160億円)、経常利益460億円(同プラス165億円)、当期純利益350億円(同プラス150億円)とそれぞれ上方修正となった。
修正の理由は、2022年3月期に販売した「フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」がロングラン稼働となり、SANKYOグループのブランド力向上により販売が好調に推移していることから、パチンコ機の販売台数を期初計画の21万台から25万台に見直したため。また、パチスロ機においても「パチスロアクエリオン ALL STARS」をはじめとした6・5号機やスマートパチスロ(スマスロ)第一弾の「L革命機ヴァルヴレイヴ」投入などにより販売台数を期初計画の3万台から4万台に見直した。
営業利益については、電子部品の調達難によるコストアップ等を増収効果や部品リサイクル等によるコストダウンで吸収したことにより、期初計画を上回る見通しとなった。