日本遊技関連事業協会（日遊協）は２１日、本年度第２回目となる「女性活躍推進フォーラム」をオンライン開催。会員ホール企業とＭＩＲＡＩ加盟企業３０社から女性正社員５８人が参加した。
司会進行などを担うグループ単位の日直制度を初めて導入した今回のフォーラムでは、エンタテインメントビジネス総合研究所の竹部裕樹氏による「問題解決」セミナーを受講。今年度の最終目標である「増客をテーマにした、自社に持ち帰り実践できる企画のプレゼンテーション」を目指し、問題解決に向けた基本的なフレームおよび必要な思考、アプローチ方法などについて学んだほか、セミナー中に盛り込まれたグループワークなどを通して身近な問題にも取り組んだ。
第２部のグループディスカッションでは、グループに分かれて用意された企画書のうち「提案議題」「目的」「背景（現状）」について話し合った。
人材育成委員会が主催する女性活躍推進フォーラムは、遊技業界で働く女性自らがダイバーシティを視野に入れた課題抽出とその改善策を模索し、より良い職場環境を作ることを目的に、２０１５年にスタートした。企業の枠を越えて女性社員同士が一緒に現状の課題抽出や改善策の模索、キャリアプラン、ワークライフバランス等について考え、それを自社において広める側になれるよう養成している。