リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)は、10月26日発刊の機関紙「さくら通信」(第186号)において、2022年9月中の電話相談状況を報告した。
資料によると9月の電話相談件数は245件(支援室22件含む)で、8月より24件減少した。相談件数245件のうち初回相談は93件あり、本人からの相談が79件(85%)、家族・友人からの相談が14件(15%)。本人性別は、男性が67件(85%)、女性が12件(15%)。本人からの相談経路の内訳については、「ホール内ポスター」が42件で最も多く、「インターネット」14件、「ホール配布物」6件、「ホール関係者」3件、「家族・友人・知人」2件、「ホール折込チラシ」1件、「不明・拒否」は11件だった。
また、冒頭のコラムで9月26日から発売が開始された新たなスポーツ振興くじ「WINNER」について言及。オンラインで24時間いつでも購入でき、各種ポイントサービスやクレジットカードなどで支払いが可能となっている。コロナ禍でギャンブリングのオンライン化が進んでいることについて、国会レベルで議論し、法整備するプロセスを持つ諸外国に比べ、閣議決定だけで賭博を規制緩和する日本の現状に「大丈夫なのでしょうか」と投げかけている。