東京都内のパチンコ店用賞品卸業者の団体である東京商業流通組合(東商流)は10月25日、東京都豊島区のホテルメトロポリタンにおいて第33回通常総会を開催。役員改選では、堀井努理事長を再任。これで4期目となる。
総会は、組合員83名中66名(本人・代理人51名、委任状15名)により成立報告。令和3年度の事業報告と決算報告、令和4年度の事業計画と予算など議案を上程し、いずれも原案通り可決している。
堀井理事長は、当面の課題として金地金価格の変動に対応した商品のあり方や、流通システム維持のための縮減、インボイス制度への対応等を挙げ、「理事一同は組合員の皆様から幅広くご意見を賜りながら、総務、事業、経営、財務、広報の各委員会において真摯に協議し、都遊協をはじめ、関連企業と連携を図りながら、安定的に商品を提供して参りたい」と挨拶した。
また総会に先立って行われた警視庁の増田光春風俗保安対策官による行政講話では、防犯対策等の更なる徹底、暴力団排除と再関与防止対策、特殊詐欺の被害防止の3点について、現状の課題等を踏まえ、取組みの推進を要請した。