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大阪青年部、「未来っ子カーニバル」を3年振りに開催

大阪府遊技業組合連合会青年部会(大遊青)は18日、大阪府門真市の東和薬品RACTABドームにて「未来っ子カーニバル」を3年振りに開催した。

未来っ子カーニバルは、事情があって家族と一緒に過ごすことが出来ない児童養護施設と交通災害遺族会の子ども達を招待し、楽しいクリスマスの1日を提供しようと、同青年部会が中心となって実施している社会貢献活動。36回目となった今回のイベントには大阪府下の児童養護施設等から1756名(引率含む)が参加。運営は青年部会員が中心となり、大遊協の支部組合や組合員ホール、業界関連団体から大遊協国際交流・援助・研究協会、関西遊商、回胴遊商など団体・販売商社185名、専門協力・ボランティア有志など12団体169名、そして大阪府門真警察署など総勢350名余が子どもたちにクリスマスの楽しい一日を贈ろうと出迎えた。

イベントは、京都宇治シンクロスケーティングチームによるシンクロナイズド・スケーティングで始まり、メインパーソナリティのやのぱん氏、MCの松田青華さん、段周精実行委員長が「メリークリスマス!」と呼びかけでスタートした。ラクタブドームで常設するプール・スケートリンクの開放に加えて、幼児向けコーナーやバルーンアトラクション、そして今回初めての企画としてジャンケンでスタンプを集める「ジャンケンチャレンジ」と謎解きの「宝探しアドベンチャー」を用意した。

また当日は、海老原諭副知事が視察に訪れ、未来っ子カーニバルの青少年健全育成、社会福祉への貢献を称え、金森部会長に感謝状を授与した。最終の賞品獲得施設対抗戦「氷上そり競争」では、各施設の代表選手を応援する「ガンバレ、ガンバレ」の声が、スケートリンクでこだまし大いに盛り上がった。段実行委員長をはじめとしたボランティアは帰路につく子どもたちにセルプ商品詰め合わせのクリスマスプレゼントを贈り、一人ひとりとハイタッチして見送っていた。

段実行委員長は3年振りの開催に、「コロナ禍が長く続いている中、どれだけの参加があるのか心配していましたが、これまでと変わらない参加をいただき、子どもたちを出迎えた時、本当にホッとしました」と子どもたちの笑顔をより鮮明に感じたと話していた。


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