業界１３団体で構成されるパチンコ・パチスロ産業２１世紀会（２１世紀会）は１月３１日、東京都港区の第一ホテル東京において３年ぶりとなるパチンコ・パチスロ産業賀詞交歓会を開催。業界関係者ら約１００名が集まった。
主催者を代表して挨拶した全日遊連の阿部恭久理事長は、「まだまだコロナの感染終息は見えない状況にあり、あらゆる産業がそうであるように私たちも新型コロナと共生し、経済活動を続けていかねばならない。本年５月より２類から５類に移行する方針が示されており、感染対策が緩和され、ノーマスクなど社会が開放的になることが予想されるが、こうした状況に左右されることなく、引き続きガイドラインに沿った感染対策を実施していただきたい」と述べ、ホール各団体は遊技客の安心安全に資する取り組みを進めていくとした。
来賓挨拶では、警察庁生活安全局保安課の松下和彦課長が登壇し、「スマパチ・スマスロといった新たな遊技環境がスタートし、明るい話題も出てきている。皆さま方においては広告宣伝活動、のめり込み対策など健全化に向けた取り組みを精力的に進めていただいている」と述べ、本年も引き続き、遊技客が安心して楽しめるリアル空間づくりを期待しているとした。また、デジタル庁が推進しているマイナンバーカードの普及に向けた取り組みを業界でも実施するよう要請した。