日本遊技関連事業協会（日遊協）の人材育成委員会は１６日、令和４年度第５回目となる女性活躍推進フォーラムを開催。会員企業などから１１９名（女性社員３０社５８名、各社派遣担当者他６１名）が参加した。
担当の都筑善雄理事は冒頭の挨拶で、本年度から増客に焦点をあて、外に向けた内容に変更した点を挙げ「店舗担当者が考える難しいテーマではあるが、女性ならではの視点でどのような提案が出てくるか楽しみ」と述べた。
本年度の最終回となる今回、過去最大となる５８名１０グループが、これまでに取り組んできた企画のプレゼンテーションと質疑応答に対応。ノンユーザーへの働きかけ、休眠層復活のきっかけ作り、ＳＮＳなどアプリを活用したアプローチなど、時代を反映した企画や女性視点でのプランなど、多彩な提案が展開された。
プレゼンテーション終了後に行われた出席者全員の投票をもとに、人材育成委員会が協議した結果、最優秀賞にＢＢクイーンズの「ＷＥＢ ＥＸＰＯ 開催」が選ばれた。企画内容は、「結婚や育児などのライフイベントで離脱してしまった休眠主婦層には、何かきっかけがあれば戻ってくる可能性があるのではないか」との仮説のもと、対象となる３０～４０代の女性をターゲットにしたＷＥＢポータルサイトを立ち上げ、コンテンツを展開するというもの。プレゼンテーションでは説得力のある課題提起と、作り込まれたサイトを使った説明が高評価を得た。