愛知、岐阜でパチンコホールを店舗展開する真城ホールディングス（本社・名古屋市東区）はこのほど、同社が運営している「大曽根温泉湯の城」「天然温泉アーバンクア」で使用していたタオル４００枚を名古屋市動物愛護センター愛護館へ寄贈した。
動物愛護センターは、やむを得ない理由で飼えなくなった犬猫や親から見放された子猫たちを収容する施設で、現在は年間で犬９０匹余り、猫１０００匹余りが収容されている。今回、寄贈したタオルは排泄物等で汚れた犬・猫の体を拭いたり、舎内の清掃や敷物など、様々な用途で使用される。
名古屋市では「人とペットの共生するまち・なごや」をスローガンに、令和１１年度までに全ての犬猫の殺処分ゼロを目指しているが、２０１６年から犬の殺処分０は継続している一方で、猫は未だ無くなっていない。全社をあげてＳＤＧｓ活動を推進している同社では名古屋市のスローガンに賛同し、「１匹でも多くの犬や猫が人と共に幸せに暮らせる社会になるよう、保護犬や保護猫を引き取ることを社内にも周知し、社員の動物愛護意識の向上にも力を入れていく」としている。