シーズリサーチは10日、パチンコ業界における景気動向の判定を目的に四半期ごとに実施している「パチンコ景気動向指数(DI)調査」の第92回目となる報告書を公表。過去1カ月の収益・売上・粗利などから判断される全般的業況は前回より42.9良化し、マイナス1.4ポイントまで大幅に回復した。また、3カ月後は5.5ポイントまでさらに回復する見通しとなっている。
稼動状況については、パチンコがマイナス39.7ポイント(前回比18.4良化)まで回復、パチスロも27.0ポイント(同24.7良化)まで回復した。3カ月後は、パチンコ・パチスロともに回復する見通しだが、特にパチスロは回復の見通しに対する期待が高い。なお、遊技料金別の稼働状況では4円パチンコ以外は大幅に回復した。
今回の調査は2023年3月16日から3月31日にかけて実施し、54企業より回答が得られた。