4月上旬の「スマスロ北斗の拳」大量導入に続き、17日からは「アナザーゴッドハーデス‐解き放たれし槍撃ver.‐」の大量導入にスマスロ最新機種「Lゴブリンスレイヤー」も稼働開始となった。またパチンコ側もスマパチ第2弾となる「eルパン三世 THE FIRST「スマパチ」」に人気マンガとのタイアップ機「PF炎炎ノ消防隊」と話題機が目白押しだ。
「北斗」を大量導入していた上野・秋葉原エリアの店舗では引き続き大型入替が行われている。メインは「ハーデス」で10台以上の導入が大半を占めるが、若年層に人気のコンテンツである「ゴブスレ」も土地柄から大量に導入されており、「ハーデス」を凌ぐ台数だった店舗も複数出ていた。
導入から2週間が経ってなお絶好調の稼働状況である「スマスロ北斗の拳」に対して新機種は動くのか。4月新機種の三つ巴が予想される状況で上旬と同様に13時過ぎから各店舗の稼働状況を見ていくと「北斗」を含めてパチスロ新台はほぼ満席となっていた。
調査した9店舗は対象の3機種(「北斗」「ハーデス」「ゴブスレ」)のみで400台オーバーが導入済みだが稼働は9割を超えている。新台導入日かつ「7」の日という事情もあるが、主力機+新機種が満席という以前ならば当たり前の光景が珍しい時代だけにパチスロの本格的な復活に期待してもいいのかもしれない。
出玉状況も既に万枚近くを獲得していた「ゴブスレ」や一撃数千枚を記録していた「ハーデス」など期待通りのスペックには仕上がっていると思われる。また「北斗」も店舗の主力機へと成長させようと力を入れている店舗が多く、高設定と見られるグラフを描く台を多数見かけた。「北斗」「ハーデス」の島が賑わい、大量導入された新コンテンツ「ゴブスレ」も大盛りあがりと5号機全盛期を思い出す光景だ。
パチンコ側は、大量導入された「炎炎ノ消防隊」が人気だが導入数がやや過剰ではないかとの懸念通り、店舗によっては空席も出ている。さらにスマパチ「ルパン」は3月導入機種のスペック違いと新鮮味が薄く、筐体自体もパッと見では新台と判断し辛い。残念ながら一部店舗ではほぼ空席となっていた。上旬導入の「e聖闘士星矢」も動きは鈍く、「仕置人」待ちとはわかっていてもスマパチが話題になっていない点は危機感が募る。
パチスロ新機種の稼働は絶好調とまさにパチスロ大復活を謳いたいが、肝心のユーザー総数回復にはまだまだ遠い。新機種が好調な一方で旧機種は空席が増え、ユーザーが集中している特定コーナーこそ盛り上がっているが店舗全体が以前のような賑わいを取り戻すには至っていない。人気シリーズ機最新機種の大量導入に、若年層受けのいい新規コンテンツの増加、業界の望むユーザー増へ状況は仕上がり始めている。パチンコホールで遊ぶならば今が最も遊べる時期でなければ未来はないがさてしかし。
アナザー通路ハーデス-解き放たれし通路ver.-
通路ー通路通ー路ス-解き放たれし通路ver.-