セガサミーホールディングスは17日、グループ会社のセガがフィンランドのモバイルゲーム企業「Rovio Entertainment Oyj」(Rovio)を7.06億ユーロ(約1036.8億円)で買収すると発表した。
人気モバイルゲーム「Angry Birds(アングリーバード)」などを手掛けるRovioの有する運営型モバイルゲームの開発能力及び運営力や強力なグローバルIPを獲得し、セガの既存の事業基盤とのシナジーを創出することでグローバルゲーム市場における成長を加速させ、企業価値の向上を目指す。
セガサミーHDの里見治紀代表取締役社長グループCEOは「成長が著しいグローバルゲーム市場において、特に今後のポテンシャルが大きいモバイルゲームの展開を加速させて行くことはセガにとって長年の悲願。今後、両者のブランド、キャラクターやファンベース、加えて、各々の企業文化や機能が組み合わさることで大きなシナジーが発揮されると確信している」とコメントしている。
2023年5月8日前後に公開買付けを開始し、2024年3月期第2四半期に完了予定。