京都府遊技業協同組合青年部会は4月21日、京都市上京区の京都ブライトンホテルにて第48回定期総会を開催した。
議事では、部会員規約の一部変更を審議。新規部会員の拡充が難しい現状にある中、現在の部会員が引き続き活動できるよう会員資格の年齢条件を満45歳から満50歳に引き上げることを決議した。
また任期満了に伴う役員改選が行われ、木下大佑部会長が2期目となる再選を果たした。木下部会長は「来期こそはコロナ前と同じ、もしくはそれ以上の活動量を予定している。引き続き業界の課題を解決すべく微力ながら頑張っていきたい」と抱負を述べた。
総会には来賓として、京都府警察本部生活安全部生活安全企画課許可等事務審査室の向日路孝祥室長補佐、同審査室の内藤知則係長、京都府遊協の白川鐘一理事長らが臨席。祝辞を述べた向日路室長補佐は、ぱちんこ営業の健全化の観点から「広告宣伝のあり方」「のめり込み・依存症防止対策」「適法営業の徹底」の3点について要請。
このうち「広告宣伝のあり方」について、昨年12月に発出された警察庁保安課長通達の趣旨を改めて説明。「広告宣伝規制について生じていた地域差を可能な限り解消するためのもので、規制が緩和されるわけではない。広告宣伝規制が緩和されたといった誤った認識が広まり、隠語等を用いた脱法的な広告宣伝活動が行われることがないよう、業界の先頭に立って営業者をけん引、指導していただきたい」と要請した。
また白川理事長は「商売も大切だが、人間として大きな人になって欲しい。いろんな本を読んだり、いろんな人と交流したり、いろんな先輩の話を聞いたりして自分自身を大きくすることは、あなたたちの子どもやその先に繋がっていくと思う」と激励した。
木下大佑部会長=KB
ただのぱちんこや