円谷フィールズＨＤの２０２３年３月期決算は増収増益、「Ｐゴジラ対エヴァンゲリオン」などで販売台数大幅増

円谷フィールズホールディングスが１５日に発表した２０２３年３月期の連結決算によると、売上高１１７１億２５００万円（前期比プラス２３．４％）、営業利益１０９億５０００万円（同プラス２１７．９％）、経常利益１１２億１８００万円（同プラス２０８．７％）、純利益８２億２１００万円（同プラス２３２．７％）で、大幅な増収増益を達成した。

ＰＳ事業セグメントでは、収益力の中核を担うフィールズが、「Ｐゴジラ対エヴァンゲリオン　～Ｇ細胞覚醒～」（５万台販売）を筆頭に販売台数を伸ばし、「パチスロ犬夜叉」（１万５０００台販売）を始めとした利益率の高いプライベートブランドが業績に寄与。パチンコ７機種、パチスロ６機種、合計２１万９８００台（前期比プラス２万８７００台）を販売し、売上高１００８億８００万円（同プラス２０．４％）、営業利益７７億１４００万円（同プラス３４０．７％）となった。

来期はパチンコ７機種、パチスロ９機種、合計２６万台の販売を計画。２０２４年３月期の連結業績予想は、売上高１２３０億円（前期比プラス５．０％）、営業利益１２０億円（同プラス９．６％）、経常利益１２２億円（同プラス８．７％）、純利益８５億円（同プラス３．４％）を見込んでいる。