富山県遊技業協同組合(富山県遊協)は5月24日、富山市内のホテルグランテラス富山において令和5年度通常総会を開催した。
冒頭、永森豊隆理事長は「遊技を楽しみに来店して下さるお客様のため、私たちはあらゆる努力をしなければならない。広告宣伝ガイドラインに基づき、適切なお客様へのご案内、ファン感謝デー等もその一つ。いちホールには限界があろうが、全日遊連という全国組織のもとに集まり、悪しき慣習の是正、社会的な地位向上に取組めるよう、組合員各位の協力をお願いしたい」と総親和を呼びかけた。
来賓祝辞では、富山県警察本部の高島秀之生活安全部長が、「ぱちんこ営業が大衆娯楽として多くの方に親しまれ続けるよう、健全営業を盛り上げ、依存対策にも引き続き取組んで欲しい」と要請した。続いて、生活安全企画課の金尾浩志調査官は「ぱちんこ営業の広告宣伝等の規制について」と題した講話を行い、広告宣伝のガイドラインが作成された趣旨を自覚して欲しいと要請した。
議事では、全9議案を原案通り承認した。事業報告によると、組合員店舗数は前年比6店舗減少し53店舗。遊技機設置台数は、前年比1511台減少し3万1406台となった。最終議案では「富山県遊協イメージキャラ『真白えびこ(仮称)』作成について審議。青年部から組合をより県民に向けてアピールするためキャラクター作成して、各種活動に活用していくため、富山県の名産である「白エビ」を擬人化し、また県内に白エビのキャラが無いこともあり、組合活動を通じて利用していくとした。今後は4社によるプレゼンを実施し1社を決定。今年7月の完成を目指す。