福岡市博多区東那珂で営業中のパチンコホール『玉屋空港店』にて2023年6月10日(土)に火災が発生した。
警察によると、10日午後7時過ぎに「6階建ての2階部分から煙が出ている」と従業員から110番通報があったという。消防車12台が消火にあたり、火はおよそ2時間後に消し止められたようだが、1階と2階の間部分が焼けた模様。
1階の天井裏の配線から出火した可能性があるとも報じられている。なお、この火事で47歳の男性店長がのどの痛みを訴えて病院に搬送されたが、命に別条はないとのこと。
『玉屋空港店』は福岡空港の近くに店舗を構えており、パチンコ機272台・パチスロ機190台(合計462台)の低貸専門店となっている。ホームページ等に火事に関する記載などは特段見られなかったため、6月12日(月)に現地を視察すると、店舗は営業を行っていた。
火事の跡が確認できたのは店舗の横側、1階と2階の間の部分だけ(※上写真参照)。店内には火災に関する案内は出ておらず、焼けた部分の近くを来店客や通行人が通らないよう、ポールでバリケートがしてあるだけだった。近寄っても匂いもなく、被害は限定的だったよう。火事の翌日から営業を再開していたとのことである。
視察時の稼働状況は普段と特に変わらず、遊技客は何事もなかったようにパチンコ・パチスロを楽しんでいた。大きな被害は無かったようで安心した。