千葉県遊技業協同組合(千葉県遊協)は1日、千葉県・千葉県警察本部との3者で「災害発生時における支援及び協力に関する協定」を締結した。
これは、災害発生時において同組合に加盟するパチンコホールの設備(駐車場やトイレ等)を県民の一時的な避難場所や、応急対策にあたる部隊の活動拠点として使用できるようにするためもの。支援内容には「一時的な避難場所としての駐車場提供」「警察(自衛隊、消防)の部隊等の一時的な集結場所、災害対応の活動の拠点としての駐車場の提供」などの4項目が盛り込まれている。
千葉県庁で行われた締結式で熊谷俊人知事は、「県内各地で地震が相次いでおり、改めて備えを強化しなければいけない。拠点の提供は非常に心強く、官民での連携を強化して『防災県千葉』の確立に取り組んでいきたい」と述べた。