SANKYOは7日、2024年3月期第1四半期連結決算を発表。それによると売上高507億7700万円(前年同期比プラス82.9%)、営業利益191億8800万円(同プラス102.9%)、経常利益194億8200万円(同プラス98.2%)、四半期純利益140億8000万円(同プラス77.5%)。パチンコ機・パチスロ機の販売台数増加により、前年同期⽐で増収増益を達成した。
パチンコ機関連事業においては、SANKYOブランドの「フィーバー炎炎ノ消防隊」(3万台販売)と「フィーバースプラッシュ×スプラッシュ」(5900台販売)、Bistyブランドの「Pコードギアス 反逆のルルーシュ Rebellion to Re;surrection」(2万台販売)の新規3タイトルに加え、「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」の追加販売もあり、販売台数は7万7458台(前年同期比プラス23.0%)と増加。その結果、売上高348億8700万円(同プラス32.0%)、営業利益149億9700万円(同プラス36.8%)となった。
パチスロ機関連事業における新規タイトルは「パチスロ 炎炎ノ消防隊」(1万5000台販売)の1機種で、販売台数は1万9155台(前年同期比プラス1万7901台)と前年同期より大幅に増加し、売上高90億5600万円(同プラス1340.4%)、営業利益48億1800万円(前年同期は2億8900万円の営業損失)となった。
第2四半期以降は、当期の看板タイトルの一つとして位置付ける「フィーバー機動戦士ガンダムSEED」を投入を予定するほか、パチスロにおいては今期予定している残り3タイトルは全てスマスロで投入するとしている。
なお、2024年3月期通期の連結業績予想に変更はなく、パチンコ28万7800台、パチスロ9万台の販売を計画し、売上高1750億円、営業利益595億円、経常利益600億円、当期純利益415億円を見込む。