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円谷フィールズHDの2024年3月期第1四半期決算は増収増益、遊技機販売台数は前年同期比プラス430%

円谷フィールズホールディングスは9日、2024年3月期第1四半期の連結決算を発表。売上高303億3500万円(前期比プラス268.0%)、営業利益20億2500万円(同プラス986.0%)、経常利益21億8500万円(同プラス650.4%)、純利益13億8400万円(前期は2億900万円の純損失)となった。

PS事業セグメントは、売上高269億7400万円(前期比プラス455.3%)、営業利益18億8200万円(同プラス27億4300万円)で増収増益。新規タイトルとして、ビスティ製のパチンコ機「Pコードギアス 反逆のルルーシュ Rebellionto Re;surrection」(2万台販売)、エキサイト製のスマスロ機「Lベルセルク無双」(1万4000台販売)など3タイトルを市場投入。このほか、「新世紀エヴァンゲリオン ~未来への咆哮~」の再販分(1万台販売)や人気シリーズの別スペックバージョンを含め販売台数は6万397台(パチンコ機4万2909台、パチスロ機1万7448台)と、前年同期比で430.8%の増加となった。

第2四半期以降は、大人気シリーズのIPを搭載したスマート遊技機を含め、パチンコ機6機種、パチスロ機8機種の販売を予定。なお、第2四半期に納品予定の機種に関しては既に完売したとしている。

コンテンツ&デジタル事業セグメントは、売上高31億3100万円(前年同期比プラス7・6%)、営業利益7億8500万円(同マイナス24.4%)で増収減益。今年55周年を迎える「ウルトラセブン」関連商品の販売が順調にスタートしたことに加えて、本年3月より公開された映画「グリッドマン ユニバース」の商品販売、MDライセンス収入が順調に推移。一方、映像収入については昨年公開の映画「シン・ウルトラマン」の収益貢献が剥落したことから微減となった。また、中国での商品販売も好調に推移しておりMDライセンス収入は前年同期を上回った。

2024年3月期通期の業績予想に変更はなく、売上高1230億円、営業利益120億円、経常利益122億円、当期純利益85億円を見込んでいる。


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