福岡県と佐賀県でパチンコホールを店舗展開する新富商事(本社・佐賀県唐津市)は7月20日、今年7月に九州北部を襲った記録的大雨で被災した唐津市において、20名がボランティア活動を行った。
当日はもともと社内研修を予定していたが、佐賀県がボランティアセンターを開設したとの情報をキャッチした研修参加者からボランティア参加の提案を会社に行い実現した。全社にも参加を呼びかけたところ、ホール業務担当の約半数にあたる27人もの応募があったが、シフトや猛暑、力仕事が中心となる作業内容から14名と、本部の6名が参加することとした。
現地では、一軒の民家の裏手に押し寄せた土砂の撤去を行った。裏山と民家の間に残った幅1メートルほどの隙間に入り、腰のあたりまで溜まった土砂をリレー方式でかき出し、軽トラックに積み込み廃棄指定場所へ運び出した。山から流れ込んだ土砂には枝や、数人かかっても運び出せない大きな岩などもあった。
また、前年度に蓄積した募玉・募メダルと、スタッフ間の “ありがとうカード”枚数を金銭換算して積み立てた資金、さらには会社および新冨哲也社長からの寄付を合わせた40万円を被災した2地区に寄付した。