日遊協が本部事務所移転後初の理事会を開催

日本遊技関連事業協会（日遊協）は１４日、東京都中央区の本部会議室において移転後初となる定例理事会を開催。理事会後には記者会見を開き、西村拓郎会長、御手洗伸太郎専務理事、浜田昭文常務理事らが出席した。

記者会見では、「ＰＲＥＳＩＤＥＮＴ　Ｏｎｌｉｎｅ」が８月１８日に公開した記事「『パチンコ依存→借金→コンビニ強盗』という悪循環…世界でも類を見ない『ギャンブル大国・日本』という現実」について２１世紀会から抗議する方針であることを報告。記事で引用されている基礎データの古さに加えて、業界が実施しているのめり込み対策に一切触れずに、日本はパチンコをはじめとしたギャンブル大国としている点などについて指摘している。

また、同様の内容が記載されている平凡社新書「ギャンブル依存～日本人はなぜ、その沼にはまり込むのか～」（染谷一著）について、表紙写真を含め誇張したイメージ操作であるとの考えを示した。

このほか、広告宣伝規制に関して、８月末までに処理した１１０件のうち３３件に対し是正勧告を行い、全て是正済であることが報告された。