福岡県・佐賀県にパチンコホールを12店舗展開する玉屋(本社・福岡市中央区)と関連会社の三和は19日、福岡県飯塚市の旧『玉屋飯塚本町店』にて、二子山部屋が九州場所の際に利用する稽古場・宿舎「金剛館」の新設に伴う竣工式を開催した。
竣工式では、株式会社玉屋ホールディングス代表取締役会長の岩見吉朗氏が「玉屋の創業の地で営業を続けてきた『飯塚本町店』は惜しまれつつも閉店しましたが、70周年という節目に二子山部屋九州場所の拠点として新たに生まれ変わりました。これからも飯塚の地に明るい話題を提供できる場にしていきたい」と挨拶。
旧『飯塚本町店』は、2018年8月に店舗の一部を改装し、稽古場として二子山部屋に提供してきたが、70年が経過し、施設の老朽化も見られたため、建物を取り壊し、新たな稽古場・宿舎の新設を進めてきた。
生まれ変わった「金剛館」には、土俵や鉄砲柱のほか、トイレや浴室、調理場、休憩室などを完備し、大相撲・九州場所開催時は二子山部屋の拠点となる。また、平時は地域に寄与できる施設として、今後も飯塚の地に明るい話題を提供していくとしている。